UMAの備忘録

Linuxやら大気科学やらについてゆるりと。

MacにSSH接続するときの注意

こんにちは。 今回は、珍しくLinuxではなくMacのお話です。


きっかけ

少し前に、iPhoneアプリ製作やiPhoneの母艦として運用する目的で
Mac Miniを買ったのですが、
こいつに外部からSSHで接続したい場面が出まして。

MacのデフォルトのSSH設定を行っても、何故か以下のようなエラーが出る。

ssh_exchange_identification: Connection closed by remote host

(外部のLinuxから接続しようとする際に出ます。)


原因

おっかしーなーMacってファイアーウォール基本開いてるはずだけどなー、と考えて
いろいろ調べているうちに、気付いたことが。


「このMac、ESET入ってるじゃーん!」


ESETとはCanon製のセキュリティソフトで、WindowsMacの両方で使えるだけでなく、
とても動作が軽量であるのが特徴です。

個人的にはとても気に入っているこのソフトですが、ESET内蔵のファイアーウォールが
外部からのSSH接続を阻んでいました。


やったこと

ESETを立ち上げるとこのような画面になりますが、ちゃんと「パーソナルファイアウォール」が
ありますね。

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ESETホーム画面

この「パーソナルファイアウォール」を開くと、次の画面になりますので、
「設定」をクリック。

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ESETパーソナルファイアウォール

するとこんな画面に。
ここでルールを「追加」します。

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ESETルール一覧

まず新しいルールの名前と使用するアプリケーションを聞かれます。
名前は適当に「SSH」、また「すべてのアプリケーション」にチェックを入れます。

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新規ルール作成画面1

次に、許可するルールか拒否するルールかと通信の方向を聞かれます。
アクションを「許可」、方向は「両方」にしておきます。

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新規ルール作成画面2

そして、ここでプロトコル/ポートを聞かれます。
プロトコルを「TCP」、ポートを「リモート」にして、リモートポートの一覧から「ssh」を選択します。

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新規ルール作成画面3

最後に、宛先を「インターネット全体」にして、「終了」をクリック。

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新規ルール作成画面4

これで、外部からMacSSH接続ができるようになりました。